●館内のあっちこっちに掲示されている『ジグソーパズル』は、ほのぼのとした図柄のモノが多い。
●オフシーズンの暇つぶしに始めたのがきっかけに。
●数千ものピースの組み合わせ。ピースの一つでも無くしてしまえば、けして出来上がらない世界がそこにある。
●時には何週間もかかる場合がある。その時間が凝縮されている。ビーハイヴの歴史も詰まっているのかな?
●その時間の流れの中に、私も生きてきたのだという実感が投影されてくるようだ・・・。
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ペンション BeeHive
〒990-2301
山形県山形市蔵王温泉
932-10
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023-694-2100
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★その2
●散歩から戻ってみると厨房から出てきた奥さんが、「お食事ができていますけど」と声を掛けてくれました。
「はい、だいぶ歩いてきたのでお腹が空いちゃった。早速頂きます」
「では、どうぞこちらに」
運ばれてきたお料理は、家庭料理の雰囲気満点。 「美味しそうですね!」
「どうぞ召し上がれ・・・、家は欧米のカントリーインやB&Bの形式に倣って、気取りや豪華さはないけど、手造りなんですよ」
「エッ? カントリーインやB&Bって言うのは?」
「簡単に言えば『民宿』と言うことなんですけど・・・・」
「ではごゆっくり」
●「ご馳走様でした」
「食事はすみました?」オーナーがダイニングに現れて、「食後のお茶はどうですか?」
「はい、頂きます」
「じゃ、コーヒーでいいですね」
「えぇ」
●コーヒーのいい香り・・・が鼻をくすぐります。
「蔵王温泉の感想はどうですか?」
「温泉街をちょっとぶらぶらしてきたんですけど、ところどころ昔ながらの湯治場の情緒が残っていて、とても落ち着いた感じの町ですね」
「ありがとう、そう言ってもらえると嬉しいですね」
「ところで、オーナーさんがペンションを創められたのはどうしてなんですか?」
「うん・・・それは、自分が旅好きだからかな・・・?」
「いろいろな人達と出逢える仕事って魅力的だし、旅人の気持ちも判るしね」
「
どんな旅のスタイルが心地よいのか? いろいろ体険してきて、それを生かすも、僕の社会奉仕の1つだと思って・・・・これちょっと大袈裟だけど・・・」
「なるほど・・・」
「
あっ、先ほども奥さんにお聞きしたんですが”カントリーイン””B&B"って何なんですか?」
その3へ
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